スクールの選び
数ある中からピッタリのスイミングスクールを選ぶには
運動不足が気になって自分がスイミングスクールに通おうと考える方もいれば、子供を将来のオリンピック選手にしようとの計画で
プールのある施設で水泳を上達させようと通わせる親御さんもいます。
でもいざスクールを探すと意外なほど生徒を募集をしているスクールがあり、どこにしようかなと迷ってしまいます。
通える範囲に1つしかなければいかなる理由があろうともそこが有力候補になり、よほど悪い評判がなければ入学を前向きに検討するしかありませんが、
通学可能な範囲に複数のスクールがあったらどれが1つを選択することになります。
その理由は自分が生徒になったと想像して考えればわかるでしょうが、3つや4つもスイミングスクールに通うことは無駄でしかありません。
毎日のように泳ぐことが苦痛ではないとしても、放課後のほとんどの時間をプールの中で過ごすことになり他の習い事をする時間もなくなってしまいます。
スイミングだけでなくピアノやソロバン、習字やバレエのレッスンを受けたくても、その余裕が全く無く、毎日のように水泳漬けの青春を送るはめになります。
それこそ望むことろだという人でも1つのスクールに通う日数を増やしたほうが効率もよいですし、わざわざ複数のスクールに同時進行で通うのは、
メリットも薄く実践者の数も歴史上かなりの少数しか確認されていなさそうです。
なのでスイミングスクールをどこか1つに決めるのはほとんどの生徒が通っていく道なのですが、決め方を間違えると後悔するのは他の塾選びと同じです。
何を基準に選べばいい?
何を基準に選ぶか、一番は通いやすさになるでしょうがそれだけで決定するのはあまり考えていない人の思考ですのでやめましょう。
それぞれのスクールに経営方針やコース内容、コーチの質など違いがあるので、自分達が求めているサービスや教育を提供してくれそうなスクールを見極めて、
ピンポイントでそこに通うこと、それが最上の幸せをもたらしてくれるのです。
誰もが知っている有名なスイミングスクールなら間違いないだろうと、知名度を信用して通い先を決めるのもそこそこ上手くいきそうですが、
全国展開している大手でもあなたを満足させてくれる保証はありません。
また元オリンピック選手など有名なコーチを多数抱えているスクールでも、あなた方に素晴らしいレッスンをしてくれると断言はできません。
子供にとってなにより大切なのは楽しく学習することですし、よい雰囲気を重視して決めるなどどこに着眼して通い先を決定するかはまさに一筋縄にはいきません。
目的をしっかり定めることで選択肢を狭めていくことになるでしょうが、楽しい放課後を過ごせるために選ぶか、スイミングの能力を向上させるために通うか、
並みの水泳選手ではなくプロを目指して英才教育をするのか、とりあえず泳げないからそれを克服するために通学するのか、
授業料が負担にならない程度に習い事をさせたいから安いスクールを選ぶのか、みなさん都合によって違うでしょう。
誰にでもお勧めのスクールというのは存在せず、目的によってどこがいいのかは違ってきますのでアドバイスをするならその目的を明確にすること、
まずはここから始めてくださいと助言することになります。
そして次は通える範囲にある中から吟味していったり、練習のできる時間帯が希望するのと一致しているか、
料金は納得できる金額かなども調べてどんどん候補を絞っていく作業を続行します。
一度入学したら何回か通っておしまいではありませんし、何年間かはそこでお世話になるでしょうから慎重に選ばなければなりません。
入学金が発生するスクールがほとんどですので何度も繰り返しいくつものスクールを渡り歩くのは無駄遣い、一度入学したらそこで骨を埋める覚悟でいきましょう。
体験入学を受け入れているスイミングスクールがあれば試してみるのもいいですが、そうでなければお試し気分で入学をすると引き返しにくくて後悔をするパターンになりかねません。
一時の気分に流されず、しっかり熟考して選びましょう。